平素は九州地区大学野球連盟の諸活動に、ご協力とご理解を賜り心から感謝申し上げます。
九州地区大学大学野球連盟は、1952年（昭和27年）に旧制大学から続いている全国大学野球連盟との合併によって誕生した全日本大学野球連盟の設立に伴い、九州地区全体の総轄組織をする目的で設立されました。2001年（平成13年）に九州東海大学（現・東海大学九州キャンパス）に専任事務局を設置し、2007年（平成19年）に日本文理大学に事務局が移転して現在に至っております。

　また、本連盟主催大会である九州地区大学野球選手権大会は、加盟大学が広範囲のためトーナメント方式を採用し、春季・秋季、九州各県持ち回りで大会を運営しておりましたが、リーグ戦化を目的として2010年（平成22年）秋季大会から2015年（平成27年）秋季大会まで、各地区で予選リーグを実施し、各地区上位2チームが決勝トーナメントを実施する方式で実施をしました。

　そして、2016年（平成28年）に開催される「第65回全日本大学野球選手権大会」より、幣連盟の出場枠が2枠となることに伴い、「北部九州」と「南部九州」に地区を振分け、九州地区大学野球選手権大会を「北部九州ブロック大会」ならびに「南部九州ブロック大会」を開催することとなりました。

　学生野球は大学における課外活動の一環として、人間形成の一翼をにない、学生らしく、若々しく、最高学府で学ぶ学生として誇りと品位を忘れてはならないと思います。学生野球憲章にもあるように、学生であるという自覚を基礎として、勤勉と規律を重んじ、フェアの精神を体得して頂きたいと思います。

　今後とも、大学野球の発展と九州地区大学野球連盟の活動に、ご理解とご協力をお願い申し上げます。

九州地区大学野球連盟　理事長　大城 貴之